このページはドビュッシ-「海」のファンが、思わず、サラリと・・・彼の素晴らしさをより多くの方にご理解するか?どかはわからないが?・・作ってしまったページです。ご覧いただく皆様にとって、せめて海の多くの楽譜の版を知るキッカケになったり、楽曲DLにディスク選びの参考になるなど、少しでもお役にたてれば幸せです。
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1999年08月22日構築 |
管弦楽の為三つの交響的素描「海」 Ⅰ 海の夜明けから真昼まで Ⅱ 波の戯れ Ⅲ 風と海の対話 ドビュッシーのそもそも思いついてた題名は 管弦楽の為三つの交響的素描「海」 Ⅰサンギネル(血なまぐさい)島の美しい Ⅱ海波の戯れ Ⅲ風が海を踊らせる これは 出版の関係者との書簡あたりに言及されている、この交響的エスキースは構想から、作業経過そして初版の校正など書簡に現れる。 |
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作曲年:1903~1905 完成年月日:1905/3/6 初演:1905/10/15 初演者/(団体):カミユ・ジュヴィヤール/ラムルー管弦楽団 作曲者自身の初演:1908/1/19(コロンヌ演奏会で) 楽譜推定校定年:1909,1938(後者由来不明) 演奏時間:22min~25min 器楽編成 木管:ピッコロ・フルート2・オーボエ2・コルノアングレ・クラリネット(A&B管)・バゾン(ファゴット)3・コントラファゴット 金管:ホルン(F管)4・トランペット(C管)3・コルネット(C管)2・トロンボーン3・チューバ1 打楽器:ティンパニー・トライアングル・シンバル・グランカッサ(大太鼓)・タムタム(銅鑼)・鍵盤クロッケン(セレスタ代用) 弦楽器:ハープ2・弦楽五部(ヴァイオリン2部・ヴィオラ・チェロ・コントラバス:24:20:16:16:8) |
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書簡などからは窺い知れなく、私生活の二人の女性でのスキャンダルを挟んでいる創作の時期には、なにか意味に情念めいたものも捉える諸氏も少なくない。 ただ幼少期から海を好み、音楽家にならなければ水夫になっていたと、インタビューに答えた作曲家の自宅何処の壁には、いつからか?当該版画が掛けられていたことは、1910年以後のストラヴィンスキーとの写真から解る。全面否定はできないが想像の範疇でしか答えはない。 ただ・・・エリックサティーにより昼15分前のごとし比喩されたⅠ海の夜明けから真昼までの後半での八分音符-付点八分音符-十六八分音符 八分音符三回からなる基本拍動が、拡大され、様々に展開コラージュされたところは、北斎のうねる波と、飛沫の描写の発想が当該部分での音楽手法の書法的解釈と非常に類似であり。その手法の説明がともに似かよった表現を要することとなるが、資料的側面でドヤ顔で否定を決め込む者には、その見識の程をあえて問いたい気分でもある。 |
そこには、それ以前の作品のような軽やかな色彩感に加えて、力強い音楽表現での曲がフランス近代の管弦楽曲としての評価以外に広く国外にの交響的レパートリーとしてみとめさせる魅力を満載して世界中の愛好家・演奏家を魅了しています。
しかし、一方で、ドビュッシーの管弦楽曲中でも最も複雑な出版譜面の版問題と演奏上の慣用による改竄の問題を抱えており、その作曲家の考えうる全体像についてはいまだに完全には明らかになっていません。
また。当曲の演奏に当っての評論もそれらに起因する差違を無視した上での演奏家への評価、評論がなされているのが実情でもあり鑑賞のうえでの混乱を生じさせている現状でもあります。
そうした当曲の数々の出版楽譜毎に,記述が異なっている個所が散見される、,出版譜の相違と変遷への経緯と考察(憶測混じり)を整理・発表させて頂きます、楽譜購買の参考ならびにご存知の方々の当作品のあまり注目されてない版の違いによる、CD鑑賞のお供と語り合いの対象となっていただけたら幸いです。
天園@六国峠 |
総合的話題とお知らせ。 なお六国峠は六国見山と違います。 |
六国峠@海の家歩路愚(ブログ) |
補助で全然進める気が・・・・・しかもFC2 |
六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び |
多雑な諧謔ネタと・・・・大半だが ドビュッシー周辺・現代・近代音楽やロシアソビエト音楽がらみの話題は多く書いてます。 ほとんど此処に書いていました。 |